訪仏中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は、仏ル・モンド紙のインタビューに応じ「8/18チベット自治区東部のカム地区でデモが行われた際、中国軍が民衆に対し発砲し多数の死者が出た」などと語ったようです。

 記事では他に「犠牲者数は正確な確認が必要だが、140人程が殺害された可能性がある」「中国軍の発砲は今なお続いている」「3月以降、五輪開催まで、中国当局の前向きな発言を信じていた」「実際には、その間も400人が殺害、1万人程度が逮捕され、消息不明になっている」「胡錦濤国家主席は真剣な対話を約束したが、何も進展がなかった」「非暴力の運動を続ける」などと語った模様。

 これについてダライ・ラマ事務所では、「事件の知らせを受けているが、現況は確認できておらず、被害者数は述べていない」などと、記事の一部を訂正。

 一方、中国外務省当局者は「報道を見ておらず確認のしようがない」とコメント。

 テロ容疑者の逮捕などで大事に至っていないように見えた中国ですが、一般に報じられていないだけで、実は結構、血なまぐさい話になっている可能性が浮上してきたようですね。