カタール・ドーハで開かれているワシントン条約締約国会議の小委員会は3/18、大西洋・地中海のクロマグロの国際取引禁止を求めていたモナコの提案を反対多数で否決したようです。

 モナコ提案は、「絶滅の恐れがある種」を記載する条約付属書1に大西洋クロマグロを含めて国際取引を禁止するもの。ただし、EU=欧州連合などが自国や域内用に漁を続け取引することが可能になっており、日本は「資源保護が目的であれば全ての取引を禁止すべき」「輸入国、輸出国にとって不公平なモノ」「種の保護は、従来の漁業資源管理の国際枠組みで対応するべき」と強く反対。

 この案に対し、欧州連合(EU)27カ国のほか、米,スイス,ノルウェーなどが賛成。日本,中国,韓国,豪州などが反対。自国では消費せず輸出しているが、欧州諸国の旧植民地で影響を強く受けているアフリカ諸国の動向が注目されていました。

 採決は当初週明けと見られていましたが、今回反対派は日本が中心となり連携。アラブ諸国の反対表明もあり必要な票数は揃った、さらに週末には米国が増員しロビー活動を活発化するなどの観測から、委員会の開催初日、リビアが急遽審議打ち切りと即時採決を要求。さらにアイスランドが無記名投票を求め、無記名による採決が実施。

 その結果、モナコ提案は賛成20、反対68、棄権30で否決。反対票が必要な50を大きく上回り、賛成票はEU27カ国を下回る結果となり、24日から始まる本会議での復活の可能性もなくなったようです。


 独断と偏見ですが、農水省と水産庁の担当者の頑張りを讃える一方、資源の保護管理は当然の流れとなっており、今回で安泰!!いつまでも安くて美味い寿司を楽しめるって訳ではないようで、、、今に感謝しながら週末100円寿司に行ってこようかな?