日本科学未来館の「“おいしく、食べる”の科学展」で、東京大学発のベンチャー企業が単細胞生物のミドリムシを用いて開発した菓子『ミドリムシクッキー』が販売されており、その売れ行きが好調らしい。ミドリムシはビタミンなどの栄養も豊富で、健康志向の現代食品として注目されつつある。

 同商品は、ミドリムシの高い栄養素に着目し研究するユーグレナ(ミドリムシの別名)と、日本科学未来館が共同開発したクッキーで、同館で5枚入りの箱を450円で販売している。

 ミドリムシは光合成によって有用なビタミンやミネラル、アミノ酸などを作り出し、栄養度が高く研究者に注目されていたが、光合成に必要な日照量や水質、気温などといった環境条件を合わせるのが厳しく、培養が難しかった。ユーグレナは石垣島に生産拠点を置くことで大量培養も可能にしたという。

 「“おいしく、食べる”の科学展」は22日まで開かれている。