今月16日、栃木県鹿沼市茂呂の東北自動車道高架下の市道で女性(45)の運転する軽乗用車が集中豪雨で水没し、女性が水死した事故で、市消防本部の他に栃木県警も通報を受けていたにもかかわらず、現場に出動していなかったことが24日、新たに分かった。

 午後6時22分ごろ、女性の母親から通報を受けた市消防本部は、情報が少なかったことから違う場所へ救助工作車1台を出動させており、数分後に受けた別の目撃者からの通報も、午後6時前後に同じ現場で自力脱出した男女からの通報を受けていたことから、出動しなかったことが明らかになっている。

 県警には午後6時19分ごろ、目撃者の男性から110番通報があった。通信指令課員は、午後6時前後に通報を受けた約1キロ離れた水没事故現場が、男性の通報と同じ「ガソリンスタンド近く」だったため同じ場所と混同し、新たな出動指示を出さなかったという。

 午後6時21分には、女性本人からも「水が入ってきてドアが開かない」と通報を受けたが、1分30秒話した後に途切れ、場所は特定できなかった。午後6時50分ごろ、鹿沼署員が冠水現場を通ったが、水没車に気づかったという。
【参考】
「車水没死亡事故、警察も出動せず」(News i)
栃木・水没死、県警も出動せず…110番で場所特定できず(YOMIURI ONLINE)
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